青汁の飲み過ぎと尿管結石

青汁の飲み過ぎと尿管結石

インターネット上で、よく「青汁を飲み過ぎると尿管結石になる」と書かれているのを目にします。
そもそも、尿管結石とは、どのような病気なのでしょうか。

尿管結石は、シュウ酸カルシウムが腎臓や尿の中で、石のように固まって、尿路を通り、尿管や膀胱まで下りてきてしまったものです。
この結石が細い尿管に詰まると、尿が通りにくくなり、不快な残尿感を覚えたり、血尿が出たりします。ひどくなると、激しい痛みを引き起こす場合もあり、この痛みは人によっては動くことさえ出来なくなる程なのだそうです。
トイレの度にそんな激痛に耐えなければならないなんて・・・恐ろしい病気ですね。

尿管結石の原因は、さまざまです。
元々尿管に異常がある場合や、水分不足などがあげられますが、主な原因はやはり、肉など動物性たんぱく質の多い食生活にあると考えられています。

動物性たんぱく質の多い食生活を続けていると、シュウ酸や脂肪酸が体内に溜まってしまいます。
本来、シュウ酸は腸内でカルシウムと結びついて、便と共に体外に排出されます。
これならば無害なのですが、脂肪酸が体内に溜まっていると、カルシウムは脂肪酸の方と結びついて、シュウ酸が残されてしまうのです。
残されたシュウ酸は、腸から腎臓に流されます。
そこでカルシウムと結合し、シュウ酸カルシウムになり、さらにそれが集まって結石が作られるのです。

青汁が、尿管結石の原因となるという明確な根拠はありません。
ですが、青汁の原料として使われることの多い野菜には、シュウ酸を含んだものがあることも事実です。
例えば、ほうれん草や小松菜、モロヘイヤやブロッコリーなどにはシュウ酸が含まれています。これらが「青汁を飲み過ぎると尿管結石になる」と噂される要因でしょう。

では、結石が出来るのを防ぐには、どうすればいいのでしょうか。

まずは、食生活の見直しをするのはどうでしょうか。
肉や油など動物性たんぱく質の多い食事を減らしましょう。
バランスのとれた食事は、尿管結石に限らずあらゆる健康法の基礎です。

それから、水分補給を心掛けましょう。
水分を多めにとれば、シュウ酸が固まる前に体外に排出することが出来ます。

青汁は野菜不足を解消してくれる、便利な健康食品です。
うまく付き合って、健康や美容の味方にしましょう。